予防歯科の大切さ
健康な歯を保つために大事なことは、トラブルが起きてから治療することではなく、トラブルが起きないように定期検診とご自宅でのセルフケアを徹底することです。
歯は削ったり失ってしまうと元には戻りません。
「痛くなってから歯医者に行く」のでは手遅れになることも多いのです。
「予防歯科」が定着しているスウェーデンと、まだそうではない日本と80歳で残っている歯の数にはどれだけの違いがあるのでしょう？
日本は9本に対しスウェーデンは21本と大きな開きがあります。
成人の歯の数は親知らずを除くと28本なので、予防歯科の実践が健康な歯を維持するのに大切であることが分かります。
歯を健康に長く保つために･･･予防こそが最大の治療
定期検診のメリット
メリット1 虫歯や歯周病の発症および再発が防げる予防処置やメンテナンスによって健康な口腔内が保たれることで、虫歯や歯周病を未然に防げ、快適な生活を送れます。
メリット2 早期発見・早期治療が可能もし治療が必要になっても、早期の対応が可能です。進行を早期に食い止めることができ、治療も最小限で済みます。
メリット3 様々な負担の軽減症状が悪化してからの治療は、痛みや期間、費用などもかさんでしまいます。定期検診に通い予防に取り組むことで、それらのさまざまな負担が軽減できます。
予防歯科の実現のために
セルフケア（自宅でのケア）とプロフェッショナルケア（歯科医院でのケア）の両方が必要
患者さんにご自身の口腔内の状態を把握してもらうこと
私たち歯科医院側だけが患者さんのお口の中を把握していても決してセルフケアはうまくいきません。
「どんなリスクを抱えているのか」を患者さん自身にも共有していただき、リスク部位をわかりやすく図示して、それに合わせたメンテナンスプログラムを一人ひとりにお渡しします。
定期検診を適切な期間で継続的に受診すること
メンテナンス間隔は口腔内の状態により適切な間隔が異なります。