安全を徹底した 衛生・滅菌環境 と 安心できる治療環境患者さんにはもちろんのこと スタッフの衛生・感染対策にも配慮した環境(水・空気・器具)を約束します

  1. ▼ 安全・安心を追求した洗浄と滅菌/水にこだわった診療台
  2. ▼ 使い捨てるべき器具の徹底化清潔概念を重視します
  3. ▼ 粉塵・唾液・血液を診療室内に飛散させないために

安全・安心を追求した洗浄と滅菌/水にこだわった治療用ユニット

すべての医療機関において、院内感染の防止は最重要項目です。
新聞記事やニュースでは頻繁にこの問題が取り上げられ、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

当院では、院内感染を予防するため、欧州基準を満たした機器を用いて、治療器具の滅菌を行なっております。

具体的には、「熱水消毒」→「滅菌」→「個別包装での保管」というステップで、管理をしております。

1:「熱水消毒」ミーレジェットウオッシャー PG8581

医療機器専用の全自動消毒洗浄機です。
この機械は「ISO15833」を取得しており、第3者研究機関において「肝炎・HIVウイルス」など耐熱性病原体の不活性化が認められています。
予備洗浄の段階からすべての工程を機械が自動で行ってくれるためヒューマンエラーが防がれるだけでなく、スタッフが器具を手で洗う必要がなくなるためにスタッフを介した院内感染も予防します。

器具の洗浄・消毒において、最も重要なのは「水の温度管理」です。
感染の原因となる唾液や血液内のタンパク質は55℃以上になると凝固してしまうため、高い水圧で冷水を噴射し、タンパク質の汚染を落としていきます。

最終のすすぎ段階では、93℃の熱水で消毒を行い、素手で触っても安全なレベルまで自動で消毒をしてくれます。消毒後は自動で温風乾燥を行なってくれます。

この製品を製作している「ミーレ」はドイツの最も信頼のおけるブランドランキングにおいてAudi/BMW/ベンツを抑えてトップにも立っている会社です。

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2:「滅菌器」DACプロフェッショナル

滅菌器とはその名の通り、すべての微生物を「完全に殺菌」するものです。
ただし、使用した器具をそのままこの滅菌器に入れても、滅菌はできません。タンパク質が凝固して残っていたり、乾燥が不十分で濡れたままでは正しく作用しないのです。
前述した冷水での洗浄・熱水消毒・乾燥をきちんと行うことが、確実な滅菌への第一歩となります。
こちらのDACプロフェッショナルもドイツ製品で、世界で最も厳しい基準である「クラスB」滅菌器に必要な要件をクリアしています。
ヨーロッパの歯科医院では、この滅菌器が採用しているプレバキューム方式の滅菌器を設置することが義務付けられています。
【プレバキューム方式とは】
確実な滅菌を行うためには、器具のすべての面に飽和水蒸気が接する必要があります。しかし、複雑な形状の器具は内部に空気が残りやすく、残留した空気は水蒸気が接する妨げになります。
DACプロフェッショナルは内部を真空状態にしてから飽和水蒸気を流し込み、さらにその工程を数回繰り返します。器具の隅々まで水蒸気が行き渡らることによって、トップレベルの滅菌が実現します。

3:「個別包装での保管」

使用する器具を個別の滅菌パックに包装してから、滅菌器にかけるため、滅菌状態が保たれたままの保管が可能になります。
器具を使用する際には、患者さんの前で開封いたします。

4:「診療台の水の管理」

当院の診療台は、すべてドイツのシロナ社製のものを採用しております。歯科の診療において「水」は欠かせないものですが、水清浄システムが確立されているという安心から、この診療台を選択しております。

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医院で働くスタッフが、患者の立場になっても安心して治療を受けられる衛生体制の確立を追求することを約束いたします。

使い捨てるべき器具の徹底化 清潔概念を重視します

治療用グローブ・ヘッドレストカバー・エプロン・紙コップ・治療用トレーをお一人ずつ交換します。
また、皆様を診療スペースに案内する際は、常に診療台テーブルの上を清潔にした空の状態でお迎えします。

粉塵・唾液・血液を診療室内に飛散させないために

すべての診療台に口腔外バキューム(吸引装置)を設置。
通常のバキュームだけでは吸いきることができず、空気中に飛散してしまう唾液・血液を吸引し、院内の空気を清潔に保ちます。
患者さん・スタッフ双方における院内感染対策に重要な装置です。